使い方
上のタブからモードを選び、時間を決めてスタートを押すだけです。いちばん一般的な流れを順番に説明します。
- モードを選びます。カウントダウン、ストップウォッチ、開始・終了時刻、繰り返し(作業/休憩)、予約時間のいずれかを押します。
- 時間を決めます。カウントダウンなら、時・分・秒を入力するか、5分・10分・30分のボタンを押します。繰り返しモードならプリセットを選びます。
- 通知を決めます。下の通知・画面の設定で、終了の何分前に予告するか、アラーム音の種類、音量、終了音を何回鳴らすかを選びます。「音を確認」ボタンで先に聞いてみることもできます。
- スタートをクリックまたはタップします。ブラウザは、ユーザーが直接操作したあとにしか音の再生を許可しません。アラーム音を使うには、必ず画面を自分で押して開始してください。
- タブは閉じなくても大丈夫です。別のタブで作業していても、タブのタイトルに残り時間が表示され、終了時にアラームが鳴ります。ページを更新しても、進行状況は引き継がれます。
- 終わったらリセットします。終了後にリセットを押すと、次のタイマーを設定できます。
時間の進み方についても触れておきます。このタイマーは、1秒ごとに数字を1つ減らす方式ではありません。開始時に終了時刻(タイムスタンプ)を決めておき、表示のたびに現在時刻との差を計算します。そのため、ブラウザがバックグラウンドのタブの動作を遅くしたり、パソコンが一時的に止まったりしても、残り時間はずれません。
モード別の説明
カウントダウン
決めた時間からゼロまで減っていく、いちばん基本的なタイマーです。時・分・秒をそれぞれ入力でき、5分・10分・30分のボタンでよく使う長さをすぐに入れられます。一時停止して再開でき、ゼロになるとアラームが鳴ります。設定できる最大は99時間59分59秒です。
ストップウォッチ
ゼロから増えていく時間を、100分の1秒単位で表示します。ラップを押すと、そこまでの累計時間と、前のラップからの区間時間がリストに追加されます。1曲を何度も演奏して区間ごとの所要時間を測ったり、テイクごとの長さを記録したりするのに向いています。
開始・終了時刻
「何分」ではなく、時計の時刻で予定を決めるモードです。開始時刻と終了時刻を入れて適用を押すと、全体の長さ、経過時間、残り時間、進行バーが表示されます。まだ開始前なら開始までの残り時間を表示し、開始時刻になると音でお知らせします。終了時刻が開始時刻より早い場合は日付をまたぐ予定とみなして翌日の終了として計算するので、23:00に始まり01:00に終わる夜間のセッションも、そのまま入力できます。
繰り返し(作業/休憩)
作業時間と休憩時間を交互に回すモードです。プリセットは3つあります。ミックス45分+耳休め5分、ポモドーロ25分+5分、練習20分+5分です。数字を直接変えるとカスタムになり、繰り返す回数も決められます。回数を0にすると、リセットするまで回り続けます。作業の開始時と休憩の開始時では音の高さが違うので、画面を見なくてもどちらに切り替わったか分かります。今が何回目のサイクルかも、画面に表示されます。
予約時間
リハーサル室やレコーディングスタジオのように、時間単位で借りる場所のためのプリセットです。1時間・2時間・3時間のどれかを押すとすぐにカウントダウンが始まり、終了10分前(分数は変更できます)に一度予告します。片付けや機材の撤収にかかる時間を、あらかじめ確保するための機能です。
通知と画面の設定
終了前の予告は、終わる数分前にやさしい音を一度鳴らし、メッセージを表示します。ミックスの仕上げや退室の準備など、最後の数分を前もって知りたいときにオンにしておいてください。
アラーム音はベル、ビープ、チャイムから選べ、音量と終了音の繰り返し回数も決められます。音はファイルを読み込むのではなく、ブラウザがその場で合成します。音が出ないときは、端末のミュート設定とブラウザタブのミュートを確認してください。
デスクトップ通知は、チェックボックスをオンにした瞬間にだけ、ブラウザが許可を求めます。許可すると、別のウィンドウを見ていても終了時に通知が表示されます。ブロックされている場合は、アドレスバーのサイト設定から変更できます。
画面をスリープさせない設定は、タイマーが動いている間、端末の画面が自動で消えないようにします。この機能に対応しているブラウザにだけ項目が表示され、対応していない環境では静かに非表示になります。電池を余計に使うので、必要なときだけオンにしてください。
タブのタイトルには残り時間が表示されるので、別のタブで作業していても、一目で残りが分かります。全画面ボタンは、時計だけを大きく表示するもので、机の上に立てたタブレットやモニターの片隅に出しておくのに便利です。
進行状況の復元にも対応しています。うっかりページを更新したり、ブラウザを開き直したりしても、終了時刻を覚えているので続きから表示します。設定と状態はすべてこの端末のブラウザ保存領域(localStorage)にだけ残り、サーバーには何も送信されません。ただし、ブラウザが音の再生をブロックした状態で復元された場合は、画面を一度タップしないとアラームが鳴りません。
ミキシング・レコーディングでの活用法
ミックス中の耳休めの決め方
長く音を聴き続けると、耳だけでなく判断力も鈍ってくる、というのは現場でよく言われることです。どれだけ作業してどれだけ休むべきかに決まった正解はありませんが、短い休憩をこまめに入れるほうが、耳と判断の疲れをやわらげるのに役立つ傾向があると言われています。このタイマーの初期値である「45分作業+5分休憩」は、あくまで出発点です。自分の作業スタイルや曲の状態に合わせて数字を変えて使ってください。
休憩の5分間は、モニターを消すか音量を下げ、できれば席を立って水を飲んだり窓の外を眺めたりして、音の刺激を減らします。休憩のあとは、直前まで触っていたトラックではなく、曲全体を頭から小さな音量で一度聴いてみると、新鮮な耳でバランスを確認できます。休憩のアラームが鳴ったらプロジェクトを保存する習慣をつけると、作業の流れも途切れにくくなります。
1曲のミックスの時間配分
締め切りのあるミックスなら、1曲全体を繰り返しモードのサイクル数で分けて考えてみてください。たとえば3サイクルにして、最初はバランスとフェーダー操作、次にエフェクトと空間、最後にリファレンス曲との比較で仕上げる、というように、時間ごとの目標を決められます。同じ曲をずっと触っていると、だんだん手を入れすぎてしまいがちです。タイマーが鳴ったら今の作業を区切って次の段階へ進む、というルールが役に立ちます。
レコーディングセッションで
レコーディングでいちばん大切な資源は、演奏者の集中力です。テイクが終わるたびにストップウォッチで長さを測っておくと、編集のときに区間を探しやすくなります。セッティングやサウンドチェックにかかった時間も記録しておけば、次回の計画づくりに役立ちます。ボーカルや管楽器のように体を使うパートでは、サイクルの途中の休憩を、水を飲む時間として一緒に使うのがおすすめです。
リハーサル室・スタジオの予約時間の管理
予約時間には、入室してセッティングする時間と、退室前に片付ける時間が含まれていることを、つい忘れがちです。開始・終了時刻モードに予約時間を入れ、終了10分前の予告をオンにしておけば、最後にもう1曲やるか、片付けを始めるかを判断する時間が残ります。1時間の予約なら、セッティング10分、演奏40分、片付け10分のように、あらかじめ配分して予約時間ボタンで開始しましょう。合奏中は画面を見ず音だけを頼りにしたいので、アラーム音の音量は、ドラムの音に埋もれない程度に上げておくと安心です。
よくある質問
タブを切り替えたり、パソコンがスリープしたりしても、アラームは鳴りますか?
タブが開いたままであれば、別のタブを見ていても正確に鳴ります。タブを閉じるとアラームは鳴りません。パソコンがスリープするとブラウザも止まりますが、復帰後は保存してある終了時刻をもとに、残り時間を計算し直して表示します。
音が出ません。
まず「音を確認」ボタンを押してみてください。聞こえない場合は、端末の音量、マナーモード、Bluetoothイヤホンの接続状態、ブラウザタブのミュートを確認してください。更新後に復元されたタイマーは、ブラウザの仕様により、画面を一度タップしないと音が鳴りません。
設定はサーバーに保存されますか?
いいえ。設定と進行状況は、この端末のブラウザの localStorage にのみ保存されます。ブラウザのサイトデータを消去すると、一緒に消えます。
ストップウォッチとカウントダウンを同時に動かせますか?
一度に動くタイマーは1つだけです。別のモードを開始すると、動いていたタイマーは停止します。複数必要な場合はブラウザのタブを複数開くこともできますが、同じ端末では保存領域を共有するため、互いの進行状況を上書きすることがある点にご注意ください。
休憩は何分くらいが適切ですか?
決まった正解はありません。45〜60分の作業に5〜10分の休憩という組み合わせがよく使われ、長時間聴く作業ほど、短い休憩をこまめに入れたほうが疲れをやわらげるのに役立つ傾向があると言われています。自分に合う値を見つけて、カスタムに入れて使ってください。